三国志桃園の誓い 巻物風タペストリー

11-1.JPG

三国志 桃園の誓い
巻物風タペストリー
 

●色:多色
●重さ:本体 37g 
●サイズ:縦32cm 横20cm 
●年代:不明
●素材:布・プラスチック
●備考:クルクルまくと巻物のようになります

 

11-2.JPG

● 三国志演義の序盤に登場する、「劉備」「関羽」「張飛」の3人が、
 張飛の屋敷の裏の桃園で、義兄弟の誓いをかわす有名なシーンです。
 そしてなぜか・・・↓


 
11-3.JPG

● 左側に青島ビールの宣伝が・・・。
  青島啤酒公司と書いてあります。
  ラベルには卍が・・・。
  このラベル一般には見かけないので、かなり古いものでは・・・。


 

 
11-4.JPG

● 下部に赤字でDai Nippon Brewery Co.Ltd.の文字が入っています。
  少し調べてみましたが、
  大阪麦酒(アサヒビールの前身)、札幌麦酒(サッポロビールの前身)、
  日本麦酒(エビスビールの前身)の
  3社が1906年に合併して誕生したのが、
  大日本麦酒(Dai Nippon Brewery Co.Ltd.)なのだそう。

  その後、第一次世界大戦の戦後処理として、
  ドイツ租借地であった青島が、日本に。
  大日本麦酒は青島ビールの経営権を1914年に取得し、
  その状態は1945年まで続いたそうである。

  ということは、この巻物風タペストリーは、
  1914年~1945年頃のものと思われます。

  ラベルの卍は、ドイツの時代の名残でしょう。
  ※卍は欧米では昔は幸福のシンボルとされていたようです。
   ナチスの党章(ハーケンクロイツ)となってからは、
   幸福の意味合いはなくなってしまいましたが・・・。

  この三国志の桃園の誓いと、ドイツと日本の支配が微妙にからんで
  そこに秘められた何かを感じずにはいられません。
  


 
  

 
11-5.JPG

● 裏側です。器械織のようです。


 
11-6.JPG

 
11-7.JPG

●このような立派な箱に入っておりました。